中学生の恋愛*それなりに毎日頑張ってたよ*
その日家に帰って、お風呂に入ったとき。
隠してたけど、やっぱり家族だから、
ばれた。
「あんた、なにそのアザ。」
「ぶつけた。」
「ちょっと見せて」
グイッと腕を掴まれた。
「やだよ、触んないでよ、」
「なにこれ」
「墨。」
「ねえ、こうゆうの消えないんだよ?
誰にやられたの?自分でやったの?」
「ゲームで負けただけだよ、触んなよ!」
「ふざけないでよ!バカじゃないのあんた!あんたなんてママの子供じゃない!」
自分でもどんなことしちゃったか分かってたから不安でパニックになって、ママにヒステリックに叫ばれて、パニックが増して、号泣した。
なにに泣いてんのかわかんないけど、怖くて、後悔が押し寄せてきて、どうしていいかわかんなくて。