姫百合


「(それより、しばらく会ってないう ちに華威はまた美人になったな。  元々綺麗だったけど...。)」



なんだ?魅亜の奴固まりやがって。
変な奴~。



「って、時間!
 魅亜!私何処のクラス!?」





「あぁ、ちょっと待て。」


ピンポンパンポーン

「澄幸 蘭葵(すみさき らんき)
 今すぐ理事長室まで、5秒で来   い。じゃねぇと給料下げるぞ。」


職権乱用~。ダメだろ...。
可哀想に。



...てか今、澄幸 蘭葵って言った?まさか...イヤ、そんなはず...。




ダダダダダダダダダダダダ



ダダダダダダダダダダダダダダダ



ん?



「3, 2, いッ「バン!!!!」
 チッ。」



煩い足音を私が疑問に思っていると、数を数えていた魅亜が理事長室の扉が勢いよく開いたことに、心の底からの舌打ちを足音の張本人とみえる男に浴びせた。







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