嗚咽
バカなわたしは
君以外を求める術を知らない。
知らなくていい。
他なんて見えていない。
どんなに君以外が
わたしへ温もりを与えたとしても
わたしがいつだってその温もりを
欲しいと思うことはないのだ。
それが
“いいこと”なのか
“よくないこと”なのか
どちらでもいい。
わたしの全てが君じゃなくなっても
わたしは君を想うのだ。
君との未来を
見ることがなくなっても
わたしが君を想っていたことは
なくならない。