嗚咽
“あいたい”と
その言葉を君から、
二度もきけた。
数少ない、交わす
わたしと君との言葉の中で
どれほど、
わたしの胸が高鳴ったことか。
素直になれないわたしは、
いつだって君にあいたい、と
その想いを言葉にはできていないけど。
嬉しかったんだ。
本当に嬉しいの。
気付いてないでしょ?
わたしがこんなにも喜んでるなんて。
想像してないでしょ?
わたしが君をずっと想ってるなんて。
わたしも想像してなかった、
君がその言葉をくれるなんて。
信じられない
信じたい。
まだ続いていく、
わたしと君の未来。
end