『子守唄はTake Five』

今日別れた彼とも、このBarで知り合った。

互いに独りで飲んでいる時にカウンターの席を1つ挟(はさ)んで座っていた…

何となく会話を始めたら、二人とも昔の映画が好きだと分かった。

それから何度か偶然この店で会って一緒に飲む

そんな自然な流れで何となく付き合うようになったんだよね…

元々が恋愛体質では無い私。

映画や小説のように、胸を焦がすような思いで男の人に心酔した事がない。

友人たちの『恋バナ』もドコか距離を置きながら聞いていたように思う

決して恋に一喜一憂する彼女たちをバカにしているのではなく

「全ての人が一生のうちで本物の恋に巡り合える訳ではない」

そんな悲観的な思いで、彼女たちを羨(うらや)んでいたくらいだもの…

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