生徒会に告ぐ!

自分の中で自問自答をし、答えがでた瞬間 ぷつり と何かが切れた音がした。



「…やっぱり返事を変えるわ。
 何が有ったか教えてあげるわよ」

「早くしろよ…」



イラつく茶髪。

油断しているのがいけないのよ…?、そんな台詞を心の中で吐き近づいて行った。



「何だよ…?」



明らかに不機嫌丸出しの茶髪。



「覚悟は出来ているかしら…?」

「何のだよ…」

「私に倒される覚悟よ?」



刹那、相手の足を蹴り体勢を崩した所を床に押し倒す。



「ご感想は…?」



黒い王様に問いただす。



「お前、何者だ…?」

「現優等生の転入生ですけど…?」

「その前だ、元…何なんだ?」



てか、茶髪が地味に力入れてきてるし…

やっぱり答えるしか無いのかしら…?



「他言無用…よ。
 されが出来るのなら教えてあげても良いわよ…?」



私のしたにいる茶髪を見つめて言う。

コイツが一番言うかもしれないのよね…



「蒼哉、湊、千莵。
 約束出来るか…?」


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