生徒会に告ぐ!

絶対的な王様が


「目が点だな」

「面白い顔するね〜」

「ナニイッテンノ…?って感じ?」



固まっているのをいいことに口々に話し出す、茶・銀・青。

ウザイわね…



「そろそろ下ろしてほしいのだけれど…?」



茶髪に問いかける。



「良いのか…?」



茶髪が青髪に問う。



「ここなら大丈夫でしょ」

「ありがとうございます」



私がお礼を言うなんて、理不尽なモノね…

そう思い降ろされたのは生徒会室の前。

一度回れ右をしてみよう。

そう思い足を交わらした瞬間肩に重みがかかった。



「悠梨ちゃん。何処に行くの…?」



モロ怖いよ…?青髪。

てか、微妙に力が強くなってきてるのは気のせいですか…?



「気のせいじゃないぞ」



黙れ茶髪。

そして、そう言うなら助けろ。



「少し確認をしようと思いまして…」

「戻ろうか…?」



痛いよ…?青髪。

強制的に生徒会室へと向かわされた。
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