あの空に輝く太陽のように

しばらく四人で話していると、担任の先生らしき若い男の先生が教室に入ってきた。

「はーい、みんな席つけー‼︎
これから自己紹介を行うからなー。
じゃあ出席番号1番の新井から!」

新井君が立った。

「えーっと、新井大地です。
東中出身です。特技はー寝ること！
1年間よろしくー♪」

新井君の自己紹介が終わり、私は雪をチラ見した。

雪はかなりトロンとした目で新井君を見つめていた。

「ま、まさか雪…‼︎」

「だってイケメンなんだもーん」

「応援するけどさ…早すぎない⁈」

「しょうがないしょうがない！」

こんなことを話している内に、佐藤君の番になっていた。