あの空に輝く太陽のように
ひでちゃんは恐る恐るインターホンを押した。

ピンポーン

「はい。」

すぐおじさんが出た。

「お、親父か…?
俺だよ俺。秀吉。」

「あぁ、今開ける。」

ガチャ

玄関の扉が開いた。

そこには前見たときよりも痩せこけてしまった、おじさんがいた。

「秀吉、真凛、よく来たな。
美月ちゃんもこんにちは。
さあ、中に入ってくれ。」

「わ、私帰ります!
案内しただけだから…。」

「そんなこと言わずにさ…」

おじさんが引き止めてくれた。

「で、でも…私いると…」

「美月、ね、お願い!
一緒にいてくれない…⁇」

真凛がぱっちりくりくりのおめめで私を見つめてきた。

か、かわいい…‼︎

こんなにかわいい顔をされたら断れる訳が無い。

「わ、わかった…‼︎」
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