Dear Song
そのDAIの言葉に、SATOは立ち上がり、DAIの胸倉を掴む。


「お前、本気で、、、本気で、そんなこと思ってんのか!!」


怒りを露わにし、SATOはDAIに怒鳴りつける。


「怪我のことはわかった。だけど、、、俺も最後の言葉は、気に入らねぇ」


AKIRAは、鋭い視線でDAIのことを睨みつける。


「俺もだ、DAI。俺も、SATOとAKIRAと同じ意見だ」


TAKUYAは、2人のように怒鳴りつけるわけでもなく、静かにそう言った。


DAIには、3人の気持ちがまだ理解出来ていなかった。


そんなDAIに、、、


「普通。そこは「待っててくれ」って、頼むとこだろ。何、抜ける方向で考えてんだよ」


TAKUYAは、呆れたように口にする。


そのTAKUYAの言葉に、DAIはうっすらと涙を浮かべた。

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