Dear Song
DAI自身も、Lanatureを抜けたいわけではない。


一生、このメンバーでやっていきたい。


そう、思っていた。


だけど、、、


大事なメンバーだったからこそ、3人の未来を奪いたくないと思った。


だから、あんな言葉をメンバーに向けたのだ。


「すまねぇ」


DAIはメンバーの言葉に涙を堪え、いろんな意味を込めて、、、


そんな言葉を、向けた。


SATOはそんなDAIから、手を離す。


「もう、あんなバカなこと言うな」


DAIに背を向け、SATOはぶっきら棒に言う。


「俺は、TAKUYAのギターにSATOのベース。それとお前の、DAIのドラム以外、歌う気なんてねぇよ」


AKIRAの言葉に、DAIの涙線は崩壊した。

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