Dear Song

「バーカ、ちげぇよ。「Ｌｉｂｒｅ」って、言う、チャキのバンドに、チャキの声に、惚れ込んだのは、本当だ。同じバンドマンとして、Ｌｉｂｒｅの音楽に嫉妬してた」


ＤＡＩはチャキ達、Ｌｉｂｒｅの音楽を本当に好きなんだ。


「ＤＡＩが惚れ込んだ、バンドに。いつの間にか、俺も興味が沸いてな」


ＴＡＫＵＹＡは、フッと小さな笑みを溢した。


「「Ｌｉｂｒｅ」って、どっかで聴いたことあるような」


ＡＫＩＲＡは、首を傾げる。


「ＡＫＩＲＡもＳＡＴＯも、聴いただろ。Summer Liveで。んで、「良いバンドだ」って、褒めてたじゃねぇか」


ＴＡＫＵＹＡのその言葉で、２人はＬｉｂｒｅの存在に気づいた。