Dear Song
いくら「勘当した」と、言っても、両親にとって兄は自分の子供。


心配するか、しないか、は置いといて、、、


少しは、気にしているだろう。


離れて暮らす、両親の気持ちを理解することなんて出来ないが、、、


そう、あたしは思い込みたかった。


そしていつものように、学校での時間を過ごした。


Lanatureの報道で、いつもより学校は騒がしかったが、、、


学校で、特に人と関わることのないのあたしにはそう、変わらない1日。


次第に、Lanatureの話だって出なくなるだろう。


人の噂も、なんとやら、、、


あたしは、そんな風に考えていた。


だけど、、、


これから、この騒ぎの当事者になっていくなんて、、、


この時、あたしはこれっぽちも思いはしなかった。

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