Dear Song
今度、いつ話せるかわからないし、、、


今のうちに、謝って置いた方が良いようね?


それに、こんな怪我をしたのもLibreのことを庇ってくれたからだし。


「こないだは、、、ごめんなさい」

「こないだ?」


悠夢は、あたしの言葉の意味を理解できていないのか?


首を傾げる。


「Summer Liveの時。あたし、、、テンパってて、凄い、失礼なことしちゃって」

「あぁ、気にしてないで」

「それと、、、ありがとう。庇ってくれて」


、、、嬉しかった。


庇ってくれる人なんて、居ないと思った。


だから、尚更嬉しかった。


「本当に、ありがとう。それにあんな風に言ってくれて、嬉しかった」


あたしはもう一度、お礼の言葉を悠夢に向けた。

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