Dear Song
諦めたら、何もかも、、、そこで、終わる。


なら、届かないと思えば、、、悠夢の気持ちは、一生届かないのではないだろうか?


「諦めたら、一生叶わない。でも、信じて、頑張ったら、、、叶うって、あたしは思いたい」


兄は、もう1度ステージに上がる。


「上がって、欲しい」と思うから、あたしは兄を信じてる。


絶対に兄は、またステージに戻ってくると、、、


「信じて、頑張ったら、か」


悠夢は自分に言い聞かせるように、その言葉を呟いた。


「山下くん。カッコいいし、ベースも上手いし、きっとその子も振り向いてくれるよ」

「だと、良いけど。今の彼女は、俺なんか眼中にないんだよ」


悠夢は、独り言のように呟く。

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