Dear Song
だから、奏はこんなにも落ち着かないのだ。


そして、兄との約束の時間になり、、、


部屋のドアが開いた。


だけど始めに部屋の中に入って来たのは、兄ではなく、、、


「あ、あ、あ、AKIRAさん!!」


瑠奈がお化けでも見たような声で、入って来たAKIRAの名を呼んだ。


「どうも」


それに、AKIRAは笑顔で答えた。


そんなAKIRAの後に続き、SATO、TAKUYA、兄が入ってくる。


この場に、Jeunesseのメンバーが全員大集合。


な、な、なんで?


あたしは、兄に視線を向ける。


「俺は、1人で来るつもりだったんだぜ?」


兄の話しによると、、、

< 234 / 392 >

この作品をシェア

pagetop