Dear Song
「こいつらのことは、無視してくれて良いから」


兄が、3人に言う。


「無視って、なんだよ~」


SATOは兄の言葉に、突っ掛かる。


「そうだ、そうだ。元後言えば、俺がこの良い話を持ってきてやったってのに」

「はいはい、ありがとうございます」


AKIRAの言葉を、兄は軽くあしらう。


「お前ら、ちょっと黙ってろ」


そう言い、兄はあたしの方を見る。


「準備、出来てんだろ?」


いろいろ、準備は出来ていたが、、、


Jeunesseの全員集合に、その準備が乱された。


「聴かせてくれよ。あの曲が、どんな歌になったか?その歌を聴いた上で、チャキに、、、Libreに、話したいこともある」


兄をあたしから視線を逸らし、みんなのことを見て言った。

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