Dear Song
「お前ら、AKIRAが帰ってこなくなっても知らねぇからな」


そんな兄の言葉に、、、


「良いんじゃね?静かになって」

「確かにな。AKIRAが居ると、うるさいしな」


SATOとTAKUYAがそんな言葉を溢した。


全然、話が見えないんですけど、、、


あたし達はLanatureの意味のわからない会話に、顔を見合わせる。


3人とも、あたしが知ってるんじゃないか?


そう目で訴えてくるが、あたしはそれに首を横に振った。


「ちょっと、お兄ちゃん。話が全然わからないんだけど、説明してよ」


一向にラチがあかないと思い、あたしは兄に尋ねる。


「あ。わりぃ、わりぃ」


兄は、一応あたしに謝罪の言葉を向けた。

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