Dear Song
文化祭Liveのため、誰も居ない体育館。


ステージには、ライブのための機材たちがセットされていた。


そして、あたしはステージ脇に通じるドアを開けた。


「、、、チャキって、ホントダサいね」


制服姿のあたしを見て、瑠奈が失礼な言葉を浴びせてくる。


可愛いとは思ってないけど、そこまでハッキリ言わなくても良いじゃん。


「とりあえず着替えて、メイクとかへアセットして」


瑠奈に前もって渡していた、あたしの荷物を瑠奈から手渡された。


あたしはそれを受け取り、準備を始めた。


よし、完成!!


準備が終わり、あたしもステージへと向う。


さっきまで、誰も居なかったステージにみんなが立っていた。

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