Dear Song
「「バカ」って言う奴が、バカなんだぞ」


AKIRAは、そんなSATOに子供染みた言葉を返した。


そんなAKIRAの言葉を、SATOはスルーをする。


なのに、AKIRAは未だにグダグダと文句を口にする。


「だから、AKIRA。ライブ前に、無駄な体力使うな。それに、お前はボーカルなんだから、喉を大事にしろ」


TAKUYAは、AKIRAのことを思い、注意を促した。


「だけど、、、」

「AKIRA。いい加減にしろよ、バカ」


何かを言い返そうとしたAKIRAのことを、SATOは煽る。


「お前も煽るな、SATO。AKIRAがうぜぇ」


兄も兄で、AKIRAの性格を知っていながらそんなことを言う。


それにまた、AKIRAがカッカッする。


ホント、見てて微笑ましい。

< 269 / 392 >

この作品をシェア

pagetop