Dear Song
見ているだけでも、Lanatureの仲の良さを見せ付けられる。


ホント、仲が良いんだから、、、


「すいません。そろそろ、時間なんで。体育館を解放したいんですけど」


いつから居たのか?


そう、今回の文化祭の責任者の教師が言った。


「わかりました。AKIRAさん、一旦ステージ下りますよ」


伊吹が返事をし、AKIRAにも声を掛けた。


そして、あたし達はステージ脇へと隠れた。


体育館が解放された瞬間。


体育館の中に、人が押し寄せられる。


ライブまで30分以上あるのに、あっという間に体育館は人で埋まった。


「すげぇな。暑苦しそう」


そんな様子を見て、奏が嫌そうに顔をしかめる。

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