Dear Song
「だって、そうでしょ?こんなに、人が居るんだよ?」
瑠奈は、体育館の様子を眺める。
「この中に、Libreの音楽を待ってる人なんて居ないかもしれない。AKIRAさんの歌を待ってる人だけかもしれない。でも、、、」
瑠奈は視線を再び、あたしに移す。
「あたし達の音楽を聴いて、好きになってくれる人も居るかもしれない。それってさ、今のあたし達にとって、プラスにならないかな?」
プラス、に、、、
あたしはもう一度、体育館の中を見る。
初めてLibreとして、ステージに立った時。
誰も、Libreの音楽を知らなかった。
すぐに、たくさんのファンが付いたわけでもない。
少しずつ、少しずつ、、、ファンが増えたんだ。
瑠奈は、体育館の様子を眺める。
「この中に、Libreの音楽を待ってる人なんて居ないかもしれない。AKIRAさんの歌を待ってる人だけかもしれない。でも、、、」
瑠奈は視線を再び、あたしに移す。
「あたし達の音楽を聴いて、好きになってくれる人も居るかもしれない。それってさ、今のあたし達にとって、プラスにならないかな?」
プラス、に、、、
あたしはもう一度、体育館の中を見る。
初めてLibreとして、ステージに立った時。
誰も、Libreの音楽を知らなかった。
すぐに、たくさんのファンが付いたわけでもない。
少しずつ、少しずつ、、、ファンが増えたんだ。