Dear Song
歌い終え、、、


「ありがとうございました」


ふっと、あたしの顔に笑顔が浮んだ。


そして、あたし達はステージを下りた。


「お疲れ」


先に下りていたAKIRAが、あたし達に言う。


「お疲れ様です」


だからそう、あたしも返事をした。


ゆっくりと振り返り、さっきまで立って居たステージを眺める。


、、、楽しかった。


もっと、歌いたい。


Libreの音楽を、、、これで、終わらせたくない。


、、、ラスト、チャンス。


あたしは、そのチャンスをちゃんと掴めただろうか?


でも、今出来る事は全て出し切った。


これで、ダメなら、、、仕方ない。

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