Dear Song
時間は調度昼休みで、教室ではご飯を食べている生徒たちがいた。


いつもの自分の居場所に腰を下ろし、いつものように外の風景を眺める。


「明日のライブ、頑張って下さい!!」


自分に声を掛けられたわけでもないのに、声のした方を見る。


彼らも、明日ライブなのだろう。


いつもの騒ぎの中心に居る、2人のことを見る。


そういえば、彼らの名前、、、何だっけ?


「ありがとう。Jeunesse(ジョネス)の他の2人にも言っとくよ」


そうだ!


彼らのバンドの名前、Jeunesseだ。


「悠夢(ゆうむ)くん」


彼と話せて、嬉しそうに女子生徒は満面の笑みを溢す。


そうだ、そうだ!


そう言えば、彼の名前、、、悠夢だったな。


そう、1人で納得する。

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