Dear Song
きっと、あの頃のあたしには書けなかった、、、


「LOVE」とも言えない、ラブソングが書ける気がする。


それは、マイナスじゃなく、、、


あたしにとっても、Libreにとっても、、、


新しい、音楽になる。


だから、、、悠夢と出会った事は、プラスになる。


そしてあたしは、兄が生活をしている家に向って歩いた。


家に、兄の姿はなくて、、、


あたしが部屋を出た時のままだ。


兄はまだ、ここに帰って来ていないのだろう。


この街を、離れる前に、、、


直接、兄に「おめでとう」と、声を掛けたいな。


明日の昼には、あたしはまた自分の居るべき場所へと戻る。

< 361 / 392 >

この作品をシェア

pagetop