Dear Song
サンキュー。


そんなお礼を言われることなんて、あたしはしていない。


むしろ、あたしの方が言わなきゃイケない。


「サイコーの曲を作ってくれて、ありがとう」

「何、言ってんのよ!この歌は、みんなで作ったの!」


瑠奈が、バシッとあたしのことを叩く。


「イタッ」

「この歌は、Libreの歌だろ」


伊吹がそんな言葉を、あたしに掛けてくれた。


「、、、うん」


それにあたしは力強く、頷く。


「やべぇ。早く、みんなに届けてぇー」


奏は、そんな言葉を口にする。


それは、あたしも同じだ。


ファンの子達に、、、


そして、Libreの歌を初めて聞く子たちに、、、


あたし達の気持ちが乗った、この歌を、、、聴いて欲しい。

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