Dear Song
兄は高校を卒業し、有名な音大に進学が決まっていたのを断り、、、


「自分の足で生きていく」


そんな兄の言葉に、両親は、、、


「あなたはもう、あたし達の子供じゃない」


そして、両親と兄は勘当した。


それでも、兄は立ち止まることもせず、、、


我武者羅に、前へ、前へと進んで行った。


そして、今じゃ、、、


兄は有名なバンドのドラムとして、テレビに出ない日がないくらい、成功者の階段を駆け上がっている。


元々、音楽の才能があった人。


それは、両親のDNAのおかげなのか?


それとも、兄の努力の証なのか?


どちらかはわからないが、兄は兄が望んだ「音楽の世界」で成功者になった。

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