Dear Song
「お前は、ただ飲みたいだけだろ」


伊吹が、康に突っ込む。


それに満面の笑みを見せた、康。


そういうこと、か。


「あたしは別に良いけど?康のおごりなら」


瑠奈は、そんな条件を叩きつける。


「もちろん。お誘いしたのは俺なんで、お支払いは任せて下さい」


なんて、康も康で言う。


別に、頼んでないんですけど、、、


「じゃ、良いんじゃない?」


そして何故か、LibreとJeunesse合同でお疲れ様会をすることになった。


奏が最後の最後まで、ダダをこねていたが、、、


瑠奈の一言によって、良いように丸め込まれた。


瑠奈って、小悪魔かも。


あたしはふと、そんなことを思った。

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