Dear Song
確かに、あたしが住んでる街と悠夢が住んでる街はお隣。
どちらかと言うと、あたしはO街よりなので、ホントについでになる。
同じ方向なので、断るにも断れない。
ここで「ついて来ないで」なんて言っても、同じ方向なので必然的に同じ方向に歩くはめになる。
だから、、、
「じゃあ、途中まで」
そんな言葉を、悠夢にあたしは返した。
「Libreの最後の最後に歌った曲、良い歌だね?あれ、百瀬さんが歌詞書いたんでしょ?」
悠夢が、あたしに話を振ってくる。
「うん」
「土壇場で書き換えたって、ホント?」
「あ、うん」
相槌ばかり返すあたしに、悠夢は話を広げようとする。
どちらかと言うと、あたしはO街よりなので、ホントについでになる。
同じ方向なので、断るにも断れない。
ここで「ついて来ないで」なんて言っても、同じ方向なので必然的に同じ方向に歩くはめになる。
だから、、、
「じゃあ、途中まで」
そんな言葉を、悠夢にあたしは返した。
「Libreの最後の最後に歌った曲、良い歌だね?あれ、百瀬さんが歌詞書いたんでしょ?」
悠夢が、あたしに話を振ってくる。
「うん」
「土壇場で書き換えたって、ホント?」
「あ、うん」
相槌ばかり返すあたしに、悠夢は話を広げようとする。