Dear Song
「じゃ、また、、、」


そう言い、歩みを進めた悠夢の背中を見ていると、再び信号が青へと変わった。


なので、あたしも歩みを進め、、、


家へと、帰った。


ライブの次の日は、練習は大体休み。


本当は、休みなんていらないのだが、、、


社会人の3人にそんなことを言えるわけもなく、、、


明日、何しよう。


そんなことを考えながら、あたしは夢の世界へと落ちて行った。


その夢の世界で、あたしはなぜか泣いていた。


子供のようにしゃくりあげ、酷い顔していた。


どうして、あたしは泣いているのだろう。


そんな、全てを失った様な顔で、、、


その理由を知ることも、確かめることも出来ないまま、、、


あたしは再び、目を覚ました。

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