暴走族に恋した私

好きって想い






ボロボロッ






私が靴箱を開くと、中からたくさんのゴミクズが出てきた。




それを見て、頭が真っ白になった。




紙には、卑猥な言葉や傷つく言葉がたくさん書かれていた。






「なに、これ。」






ぽそっと呟いて、紙とゴミをとって近くにあったゴミ箱に投げ捨てた。



くだらない。




こんなこと、どうだっていい。




もうどんなことも、興味も感心も何もない。




そういえば、あのメールを見て仁は何を思ったんだろう。




昨日の送ったときの事を思い出す。




あれから二度と電話はかかることはなかった。




きっと、私を嫌いになったんだろう・・・いや、もとからどうでもいい奴だったのかな。

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