暴走族に恋した私


「酷い事言ってごめんなさい。」




「それでも、好き。」






酷い事言って後悔していた。



ずっと、ずっと。



でも、私が今告白をしたのは後悔をしていない。



どうせ、もう話さなくなる。



それなら、伝えて終わった方がいい・・・迷惑かもしれないけど。



私は、伝える。






「仁の事でバカみたいに、一喜一憂する自分が居て。」



「嫉妬する性格の悪い自分が居て。」






無茶を言っているって分かけど、止まらない。





「迷惑をかけてごめん。」





白石ちゃんと幸せになってね、って言おうとしたけど言葉が出なかった。



私は、同も言えないみたい。



最初から最後まで、わがままでごめんなさい。



そこで、私の会話は途切れた。

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