暴走族に恋した私
【今日、学校休むね。】
次の日の朝、真崎にメールを送った。
真崎からの返信は、私の身体の気を使ったものだった。
その優しさが消毒のように、心の傷に染みる。
体が怠い。
お腹が痛い。
考えすぎていたらいつの間にか、お腹が痛くなった。
「っ―、お腹が。」
ベットの上で、お腹を押さえてうずくまった。
チクチクと針のようなもので刺されたような痛みが、襲ってくる。
「うっ。」
吐く。
口を押えて、急いでトイレに向かった。
便器の前に行くと、溜まったものを全て出すように吐き出した。
どうしよう、キツイ…物凄く。