暴走族に恋した私
今日は味方
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家にまで送ってもらうと、直ぐにトイレの中に入って吐きだした。
キツイ、物凄くキツイ。
全て吐き終わる頃に、トイレの外から声がした。
「大丈夫か?」
心配してくれる朔の声だった。
私は「うん。」と小さい声だったけど、しっかりと返事をした。
「ここまで送ってくれて、ありがとう。」
私は朔にお礼を言う。
こんな事になるなんて、想像もしてみなかった。
朔は私の頭とポンッと手を置いた。
すると、髪の毛をぐちゃぐちゃに乱してきた。