暴走族に恋した私
結果
私は、巴に言われてこの場所に泊まることにした。
巴とは、たくさん話をした。
他愛のない話を何回も。
巴は同い年だけと、高校二年生とは思えないくらい、大人っぽい。
口調や話し方からも、大人って感じがする。
一時くらいには巴は寝たんだけど、私は眠れなかった。
やっぱり、不安だな……。
私のせいで大怪我なんかしたら、どうしよう。
心配が胸をよぎる。
眠いけれど、頬をつねりながらも眠気を覚ます。
やばい、本当に眠い。
私は、欠伸を押し殺しながらベットから出た。
横で寝て居た、巴は寝返りを打つ。