暴走族に恋した私
私って、そんな大きなイメージ?
それより私が風呂入ってる時、近くの店に買いに行ったんだろうな。
オドオドしながら、買ったんだろうな。
ふっふっふっ・・・
買ってる場面を思い浮かべて、思わず笑みがこぼれた。
私は着替えると、急いで仁の元に向かった。
「仁、ありがとうね。」
「別に、いい。」
背中を私に向けて、ぶっきらぼうに答えた。
「手当する、来い。」
私は仁の座るベットの横に座った。
仁は、私が座ると私が着てるシャツをめくった。
消毒をして、慣れた手付きで包帯を巻く。
私は痛みと葛藤しながら、仁の治療を耐えた。