未定
私は先生に連れられて病院まで来た。








「記憶喪失ですね。一部の記憶が無くなっ
ています。」








「違います!私は」








「今親御さんが着きました。」








「うちの子どうしたんですか?」








みんなおかしい、絶対おかしい…なんで?
あ!もしかして未来に来たの?私…








学校に戻ってきた私はみんなが喋っている
言葉が耳に入ってこなかった。








「…実!奈実!」








「うわ!な、何?」







「何じゃねーよ!記憶喪失だったんだって
な。」








「う、うん。」








改めて感じたけど亮君、高校生になると更
にカッコよさがます。








「奈実今日、マネージャーの仕事休め
よ。先輩には俺から言っておくから。」








「マネージャー?」








「それも覚えてねーのか。サッカー部のマ
ネージャーだよ。」








へぇ私、高校でサッカー部のマネージャー
やっているんだ。








「で、どうするんだ?」








「あ!大丈夫出るよ。覚えてないだけだ
し。」








「そうか。じゃあ先にグランドに行ってる
よ。地区大会も近いし。」








「うん!分かった!」

< 3 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop