ハツコイ


「まりあ」

「愁くん!」


いつも遊んでくれていた
近くに住む幼なじみ


お兄ちゃんみたいにしたっていたの。


けど…傍にいたのは
好きだったから……




「まりあ?」

「え?」

「聞いてた?」

「う…ん」


愁は、軽く笑った

「嘘つき…」

「…ごめんなさい」

「嘘だよ、なんかあった?さっきからぼーっとしてる」


それは…愁くんのこと考えてたからだよ。
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