元姫と現姫ー嘘に塗れた真実ー




「はぁあ!?嫌よ!

……っは、それは本気なの…?


……えぇ、分かったわ。」



麗華はそう言うと電話を切った。


切った後、こちらを向く。



途端にまゆを下げて…


「桜!ごめん!」


「へっ?」




なんで謝ってるの?と聞き返そうとすると、麗華が遮って口を開いた。





「カフェ、行けなくなったの…!」




え。え、



「えぇぇぇぇぇ!?」




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