send to you the sadness


話を聞いたのは金曜日の放課後だった。


図書委員の仕事で、遅くなって教室に鞄をとりに行ったときに、

駿平「俺、好きなんだわ。マジで。キスしてもいい?」

可憐「ほんとぉ?すぅごっくうれしい♡」


チュッ。チュ、ちゅぅー。


可憐「でも、あのブスはどぉするのぉ?
一応彼女なんでしょ??」

駿平「一応な。でも、お前のほうが好きだから。」


可憐「じゃー。別れるの手伝ってあげるねぇ?♡」

駿平「あっ。あぁ。」


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