先生わオトナ
あたしは思わず走り出しちゃった

先生…聞きたくないよ…
先生の好きな人の話なんて…
聞きたくなかったよ
知りたくなかったよ


結局、準備室には行かずに帰って来ちゃった…
行けなかった…


家に帰って部屋に入ると、涙が止まらなくなった…


なんで今まで認めなかったんだろう…
あたしこんなに先生が好きなんだ…


先生としてもちろん大好き
でもそれ以上に先生を特に好きだったんだ…

こんなふうに気づきたくなかったよ…
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