幕末カレシ~新撰組に飼われた蝶~
【沖田side】
鈴音ちゃんが戸惑いながらも、手馴れた手つきで団子を二人の口に運ぶ。
ただでさえその動作でも嫉妬してしまうのに、島原で他の男に...と思うと更に嫉妬してしまう。
「沖田さん!ほんとお団子美味しいです!有難うございます。」
ふわっと笑みを浮かべる鈴音ちゃん。
嫉妬なんて気持ちもすぐに消えてしまう。
もっとこの子を笑顔にしてあげたい
そう思った。
【沖田side 終】