幕末カレシ~新撰組に飼われた蝶~


案内されている途中に平助君が話し出す。

「鈴音のいつもと違うさっきの口調、なんだか新鮮だなー!」

「あ…ここに来ると癖であの口調になってしまうんです。…あの、変ですかね…?」

「いんや、俺は好きだぜ!」

そんな話をしていると、広い部屋に着いた。

「それでは、お酒やらもってきますので、ごゆるりとお楽しみください」

そう言って寧々様は麩を閉じた。







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