教室で愛を叫ぶ
そんな日々が数日続く中。
ついに問題は起こってしまった。
「ちょっと!遠藤美海ってマジでふざけてんの?」
「調子のんないでよ!」
「まっくんもいい迷惑してるんだからさ、いい加減気づけよカス!!」
もんのすごい剣幕と迫力で迫ってくる先輩方と、内心呆れ返っている私と、そんな私たちを様々な視線で見ているクラスメイト達。
原因は言わずとも校内のアイドル的存在である先輩のせいだろう。
これほど迷惑な被害を私は今までかつて受けたことはない。
「まっくんを何だと思ってんの?」
ただの迷惑極まりないストーカーとしか思えません。