まだ小さかった弟の光輝に
「お母さんと風呂は入るな。」

「わがままいうな。」

「留守番しとけ。」

「いたずらするな。」

できなければ

「なぐる」


三歳という幼さで
これだけのコトを……

そして母親をとられた。

光輝にとって一番大切な時期をアイツは奪っていった。



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