散る頃に咲く花
沖田side
僕はいつまで生きていられるんだろう。
自分が病気だと知って、ふと気付いたときには考えるようになっていたこと。
近藤さんの手助けをすること。
それが僕の生き甲斐だった。
新選組という組織が出来て、僕は近藤さんの為に戦うことが出来るようになった。
仲間と呼べる人もたくさん出来て、好きな子もできた。
昔会ったことのある可愛い子。
どこか気持ちに蓋をしていて、触れたらすぐに壊れちゃいそうな子。
気が付いたら消えてしまいそうな子。
そんな君に、僕は恋をしたんだ。