散る頃に咲く花
青葉は部屋に姿を消そうとする。
「じゃあ、近藤さんに聞いてみようかな~」
沖田は呟く。
近藤に限って青葉のことを話すなんてことはしないだろう。
「どうぞお好きに」
「この間土方さんに報告しないであげたの誰だっけ」
今度はその作戦できた。
青葉は半ば呆れていた。
よくもこんなにやり方を思いつくわね。
青葉は諦めて沖田に話そうと思った。
「どうぞ、お入りください」
そして沖田を自分の部屋に通してしまったのだった。