散る頃に咲く花
「それにしても、いったい誰があんなことしたんだ?自然にあぁなるとは思えねぇし」
「それならもう裏は取れています」
そこに一人の男が現れた。
「本当か?山崎」
山崎と呼ばれた男は頷いた。
「夕餉の後に、副長から話があるそうです。それと城崎さん、そろそろ夕餉の準備を」
「あ、はい」
山崎は伝えることを伝えて去って行った。
今日、掃除ができなかったな。
そんな事を考えながら台所へ向かった。
そして青葉が夕餉を作り、また皆で食したのだった。