POISON TEACHER
私はこうみえても性格はとても控えめで
言いたいことが言えない。
嫌われるのがとても怖いから

私が1年生の入学してクラスに入ったとき初めて私に話しかけてくれたのが
あの3人組だ。
私はほかに信用できる友達ができず、1年間常にあの3人組に我慢しながら付き合ってきた。


タカシと私は幼馴染みで小学校時代から仲が良かった。
けど、中学生の時は、なぜかお互い素直になれなくて、中学校の廊下や帰り道ですれちがっても何も言わないくらいだった。



私は高校生になったらこの自分のいやである控えめな性格を変えたいと思ってる。
タカシを助けたい!
でも、そんな勇気は私にはない。

その時後ろの教室の扉が突然開いた。
扉を開けたのは毒舌教師の溝坂だった。

「お前ら何やってんだ?よってたかって男いじめて
そんなに面白ぇのか?」

「うるさいわねっ、
ってか普通後ろの扉から入るかっ
前から入れよっ」

「知るかっ!!
どこから入りたいかは
俺の勝手だ!

お前らのしてることを棚上げしてんじゃねぇ
大人しく席戻って座ってろ!」





キーンコーンカーンコーン

三人組は不快そうに自分達の席に戻った

あの三人組を大人しくさせた


私はあの先生に興味を持ちはじめた。
今までの先生たちは
面倒なことはなかったことにしたり、
避けたりする人たちばかりで
私はそんな先生ばかり見てきたから高校生活は失望した。


もしかしたら、私の高校生活を変えてくれるかもしれないと期待している。





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