【続】うしろの席の鈴木くん。


鈴木くんからノートを受け取って



「じゃあ、……帰るね」


「………………」




「……ばいばい」



そう言って鈴木くんに背を向けたそのとき



「雨宮…!」




グイッー



「……………っ!?」



突然鈴木くんが

私の腕を強めに引いた




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